梅雨寒
5月の最終土曜日31日も昨日に続いての雨空で寒い。梅雨入り宣言はまだだが
寒がりのババはぶるぶる。昨夜はついに片づけた毛布を引っ張りだした。晴れれば
猛暑日になるだろうし、「寒いほうがまし」とはババ仲間の言い分。
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5月の最終土曜日31日も昨日に続いての雨空で寒い。梅雨入り宣言はまだだが
寒がりのババはぶるぶる。昨夜はついに片づけた毛布を引っ張りだした。晴れれば
猛暑日になるだろうし、「寒いほうがまし」とはババ仲間の言い分。
28,29,30日と三日間、外出つづきのババ、さすがに疲れて今日ははやばや寝ようかと
思いながら、ついついパソコンを開いてしまう。肝心のスマホはいまだ五里霧中。車内
でほとんどの人がスマホを見たり聞いたりしているのが不思議だ。
ブラックでコーヒーを飲めないババ、いつも砂糖、ミルクをたっぷり入れて飲んでいる。
かの名探偵ポワロ氏だって紅茶にスプーン4杯の砂糖でと注文している。それはあるとき、
知人の1人から「お水を少しいれてごらん」と勧められ、おそるおそる飲んでみるとまろやかな
味にで何の抵抗もなく飲めた。さあこれからブラックだといい加減なババである。
公民館の古典講座の講師から、岩波文庫の新刊「久保田淳の百人一首」を勧められたババ。
久保田淳さんの百人一首は何十年か前に読んだことがある。その中で鎌倉右大臣の歌の解釈に
ヴァレリーの「海辺の墓地」の一節を引いていたのが、印象に残っていた。こんどの岩波版でも
同じ引用かと、本屋で立ち読みをすると、なんと今度はムンクの「叫び」だった。講師のお勧め
で買おうかと思ったが、なにしろ活字が小さい。ババにはとても無理と諦めた。代わりに買ったのが
ちくま文庫の「東海道奇譚」京極夏彦ほか5人の作家の短編集。こちらは活字も大きく楽に読めそうだ。
まあババのレベルならこれくらいがちょうどいい。
ババのアパートの近くに地主さんが建てた貸家が何軒かある。そのうちに薔薇を小さな庭
一面に咲かせている家がある。買い物帰りその家の前を通ると、薔薇の香りが漂い豊かな
気分になる。京成や谷津などの有名薔薇園に行かなくても、ババにはじゅうぶん満足だ。
デイケアの仲間の一人のスマホケースが手ずれているのを見たババ。思わず「ずいぶん、年期が
入っているのね」と言ったところ「ええ、主人の形見なの」と反されて息をのんだ。ご主人の遺品
を肌身離さず持っているなんてと、情の薄いババもほろり。さてジジの遺品はどこへ片づけたやら。
ジジとババがこの町へ来てから約50年になる。街道沿いに旧家の立派な門構え(中には茅葺屋根の家)
もあったが、今そのほとんどが姿を変えている。老健施設、内科診療所、ディスカウントストア、ファミレス
コンビニ、スーパー銭湯などなど。この小さな田舎町のことだけでなく、日本中どこへいっても同じ光景だろう。
先日、書いた元会長邸もそれらの一つになるという噂だ。栄枯盛衰なんていったら、貧乏人のひがみ根性か。
でも淋しいかぎりだ。
M画伯邸につづきS元会長の数寄屋風の豪邸の取り壊しが始まった。さすが大地主の
末とあってS邸の敷地は画伯邸の十倍くらい、ジジの居た家の百倍近くだ。若い世代に
受け継がれ、マンションか細分化住宅が何棟も建つのだろうか。また緑が減ってしまうのは
時の流れかとババ。
スマホ購入の手続きがやっと終わりババの手元にはブラックのスマホは乗っている。
誰かが「手乗りの神様」とか言っていたが、これからこの小さな物体に振り回される
のかと戦々恐々のババである。でも検索はパソコンのほうがずっとよい。あんな細かい
画面を読むのはしんどい。
ついにババもスマホを持つことになった。2年限定の安価版があるそうだ。豚児は
さっさとパソコン、自分のスマホを操作。ババは住所姓名、生年月日、カード番号を
打ち込むだけで手続き終了、あとは郵送されてくるスマホを待つだけだ。さてこれから
どうなるか不安だらけ。
昨日5月1日に青嵐という言葉どおりの天候だった。夕方には雷鳴まで轟き、テレビを
切ったほうが良いかと迷うババ。今日は打って変わっての晴天、室温は24℃ごえ、
明日明後日も晴れで暑くなるという。さて旅行予定の8、9日はどうだろうか。服装
選びに迷いそうだ。
なんだかあっというまに5月になってしっまたかとババ。桜もろくに見ないうちに
牡丹も芍薬も散ってしまい、フラワーパークの大藤は今年も見に行けそうにない、と
いうことはこれからも無いだろうとしんみりのババ。それに隣り町はソゴウ、ヨーカドー
につづいてマルイも閉店とか。やれやれオオタカの独り勝ちか。
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