赤川次郎
図書館の文学賞受賞作品コーナーで、赤川次郎の『東京零年』を見つけた。
なんでも「吉川英治賞」を受賞したそうだ。自由を失われた近未来の話という
が、伊坂幸太郎のそういう類の小説に比べて物足りない。「三毛猫ホームズ」シリーズ
などは好きでよく読んだし、『マリオネットの罠』は最高傑作だったと今でも思うババ。
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図書館の文学賞受賞作品コーナーで、赤川次郎の『東京零年』を見つけた。
なんでも「吉川英治賞」を受賞したそうだ。自由を失われた近未来の話という
が、伊坂幸太郎のそういう類の小説に比べて物足りない。「三毛猫ホームズ」シリーズ
などは好きでよく読んだし、『マリオネットの罠』は最高傑作だったと今でも思うババ。
ババの町の郊外でイノシシの出没騒ぎが続いている。3匹以上
捕獲された以外、十数頭いるのではないかとの情報。隣県から
川を泳いできたのかとのホラ話までも。まだ芽を出さない筍を
掘り当て人間より美味しいところをいただいてしまうらしい。
仕掛けた罠に捕まったイノシシの鳴き声が一晩中して、いくら
獣とはいえ可哀そうと筍の被害にあった知人は言う。
真夏日があるかと思えば、明日は三月並みの寒さとか。毛布を
仕舞ったり出したりで大忙しのババ。夏物、冬物が混ざって狭い
アパートはゴミ部屋になる一歩手前。体調がおかしくなるばかりだ。
恐れていた猛暑日が早々ときた。ババの住む町は内陸の盆地。
今日も扇風機でやっと凌いでいる。電気代は来月から上がるか
らどう猛暑をのりきるか問題だ。兼好法師だって「住まいは夏を
主とすべし」と言ってるけど、せいぜい簾や扇風機で済めばいいが。
結局、順延でがっくりのババ。ホテルでの朝食の時は青空が
のぞいていたのにと、走り梅雨のような天気に振り回された。
来年は行けるかどうか分からない。2泊するか東京を7時の
新幹線に乗って、だめなら翌日という手もあるけど、ババの
片田舎では無理だろう。テレビ中継で観るしかないか。
15日の大阪は晴れマークが少し付いたのでほっとするババ。ただ気温の変動が
激しいので念のため、ダウンベストなどを用意。荷物が多くなるばかりだ。
ジェラレルデイ・マックイーワンのマープルシリーズを観た。彼女自身が
活躍するのもあるが、トミーとタペンスの「親指のうずき」のように出しゃばった
のもある。タペンスを演じる人がお色気たっぷりで、豊満な胸元にババはぎくり。
原作どおりの結末だったが、アメリカ兵など余計だった。先日観た「バートラム
ホテルにて」は犯人の動機が恋より友達の難病を治したいだったには驚き。
これもまたナチス狩りや奪われた絵画の取り戻しとか話は賑やか。サッチモ紛い
まで出てきた。ベス・セジウイック役はシャーロックの永遠の彼女役と同じ人?
コロナも5類へ変更というが、ババの身辺で変わったのはスーパーなどの
消毒薬が無くなった、手洗いのジエット乾燥が復活したぐらいだ。相変わらず
皆なマスクをしているし、あまり喋らない。電車やバスにも乗らないという
人も多い。ババみたいに京都だなんだと出掛けるのは白眼視されそう。
6回目は打たなきゃだめかな。
あまりの暑さに居間を夏使用にしたババ。ただカーテンとラグを
夏用にしただけだが。むかし旧家の夏支度を見せていただいたこと
があった。障子は葭簀張り、襖は外して暖簾に。広い座敷に風が通って
いかにも涼し気だった。「取り換えるのは大変なのよ」と言われた笑顔
を思いだす。今は無人となったその家にただ樹木が繁るだけだ。
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