雪
雨が雪にかわり明日朝までつもるかもしれないの予報。
日曜日は幸い雪にならなかったが、今夜はどうだろうか。
ババのアパートの入口前の道は北側で狭い。いったん積もると
なかなか融けない。アパートの住人や前のお宅も雪かきを
する人がいない。ババはしかたなく百円ショップの塵取りで
雪かきをするがたかがしれている。それでも凍り付かないうち
に済ませなければと、思っているが。
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雨が雪にかわり明日朝までつもるかもしれないの予報。
日曜日は幸い雪にならなかったが、今夜はどうだろうか。
ババのアパートの入口前の道は北側で狭い。いったん積もると
なかなか融けない。アパートの住人や前のお宅も雪かきを
する人がいない。ババはしかたなく百円ショップの塵取りで
雪かきをするがたかがしれている。それでも凍り付かないうち
に済ませなければと、思っているが。
サークル仲間のお葬式に参列したババ。一緒に行った仲間の一人が
「長生きするとこんなに大勢の人に送ってもらえないわね」とぽつり。
皆、同年代でしんみり。ババ自身はだれにも知られず、こっそりしたい
と思っているのだが。
知人が不慮の事故で亡くなったというメールが。日本語はこういう
時に適切な言葉があると、つくづく実感するババ。競馬だと予後不良
と言ったり、電車などは人身事故と言う。残酷な事実を曖昧にして、
和らげる効果があるのだろう。広島の原爆投下地の平和公園もその
ひとつかもしれない。原発も安全委員会とか言って、危険性から目を
そむけさせる。
昨日、諸行無常と書きかけたら、パソコンの機嫌が悪くあっと
いう間に消えてしまった。一晩過ぎたらそんなことは、どうでも
よくなったババ。いまさら何を嘆こうや、それが運命なら諦める
しかない。ババには後生を祈るしかないのだ。
北杜夫の短編『静謐』の中に(おたくわん)という言葉が出てくる。
老婦人が孫娘相手にヨーロッパ周遊のとき(おたくわん)が恋しく
なったと、孫娘に語る。おこうことかおしんこ、またおみおつけなど
丁寧語はたくさんあるけれど。(おたくわん)はさておきこの『静謐』
はかなり怖い話である。『ローズマリーの赤ちゃん』をおもわせるもの
であった。息子夫婦は暢気に、桃太郎などの昔話をしているのだろうと
笑い合っていたが。
知人の家が家事になったとの知らせがあった。教えてくれたのはその近くに
住む別の知人。彼女はすぐ駆け付けたが、火事にあった知人は救急車で運ばれ
たということとだけ分かったという。その消防署のホームページを見て、詳細
を知ろうとしたが、個人情報は教えられないと言われたという。皆ひとり暮らしで
火事うんぬんは他人事では無いが、プライバシーの壁は厚いを実感。とにかく入院
した知人の無事を案ずるのみのババであった。
すごい映画をNHKBSで観た。エリザベス・テイラー、ロック・ハドソン、キム・ノバック
にトニー・カーティスの四大スター競演。といっても皆さん少々盛りを過ぎた年頃だが。
対するはジェシカおばさんことアンジェラ・ランズベリー演じるミス・マープルの『クリスタル
殺人事件』。動機も犯人も原作通りだが、味付けが違うのが面白かった。マープル物はテレビで
再三放映されているが、この映画のマープルはなんと料理をしていた。彼女は庭仕事4はするが
料理場面は初めて。器用な手つきで野菜を刻んでいた。また甥で捜査にあたるダーモット・クラドック
警部(?)が撮影所に行くというと「レスリーハワードに間違われないで」との冗談を言う。
しかし『風と共に去りぬ』の貴公子アシュレイに似ても似つかぬくたびれたオッサンぶり。テイラーの
最期の様子は当たり役クレオパトラそのまま。手首の辺に黒いものが見えてが、まさか蛇?
ババのアパートから坂を下りたところに、シフォンケーキを扱う店が
できた。洒落た外観で、店内で軽食もとれるという。立ち寄ってみよう
と思いながら、高そうな気がして敬遠していた。緊急事態宣言でどこへも
行かれず、その店でケーキを食べてもいいかなと、初めて入った。ケーキは
売っていたが、飲食は保健所などの通達で禁止とのこと。結局、家コーヒー
になってしまった。
図書館が閉館にならず、閲覧も借りることもでき、ほっとしたババ。
前回は二カ月近く全面閉館で、それが解除されてもしばらくは、貸出
のみで座って本を読むことが出来なかった。隣接の講堂では、マスクを
付けながらの体操教室が行われていたのにはびっくり。ずいぶん甘いなあは
ババの正直な感想。ニュースによると、中国で新規感染者百数十名が出たので
交通は皆ストップ。住民にPCR検査を行ったという。全体主義国家だからできる
のだろうが、感染を抑えるにはそういう手段も必要かと思うババであった。
やはり短歌教室も休講。ババが入会したのは昨年3月だが、緊急
事態宣言ですぐ休会。復活したのは6月、しかし講師も会員も
皆マスク姿。以来半年マスク姿は続き、ババは一度も顔を見ていない。
また休講では、皆さんのお顔を拝見できるのは,いつになることやら。
で
予想通り、公民館の講座、集会中止の知らせが続々。宣言が再発令された
以上仕方ないことと納得のババ。どんどん寒くなる時節に春の到来を待つ
しかない。散歩道の梅や辛夷も花芽を膨らませている。蝋梅は今を盛りと
良い香りを放っている。日本海側は猛吹雪というが、ババの地方は申しわけ
ないくらいの好天気だ。
やはり発令されたかとババ。またしばらく、公民館、ふれあいセンターの
集まりが出来なくなるだろう。ジジの墓参もお預け。ババとって皆な不要不急
かもしれない。電車に乗って、隣町への買い物も自粛か。ババの町では、本一冊も
買えないのだが。寒いし家籠りが一番との覚悟だ。
正月もあっというまに七草のババ。やっと不稔ゴミが出せるが、
プラスチックの多さはどうしたものだろう。スーパーの買い物
ひとつでもプラゴミが。ペットボトルなど資源にまわせるものは
わずか。このまま進んだら?コロナより大変なことになるかもとババ。
新年早々大どじのババ。外出から帰るとバッグに入れたはずの
ケータイが見つからない。さては出掛け先の店で落としたかと、
電話しようとしたら、番号はケータイ登録で分からない。一緒に
行った友人に聞いて電話。店には無いとの返事に、とにかく通話は
止めてと、ケータイショップへ連絡。警察に届けを出してと言われ
実行。保障期間なので、失くしても新規を届けるというが、データは
消えてしまう。ああどうしょうと思いながら、寝室に入るとなんとベッド
脇のテーブルがあるではないか。持って出たというのはババの思い込み。
急いで警察、ショップ、友人と行った店に謝りの電話を。まったくの大
どじでお恥ずかしい限りだ。ただケータイデータは別の手段で保存しなければ
と痛感。ペーパーレス社会になると言うが、紙への保存は大事だ。
また宣言が発令されたら、行けなくなるかもとババ。同じ考えの同年代も
多く、かなり混んでいた。ここが我慢のしどころと思うけれど、欲望には
勝てない。明日の会合も中止のはずだったが、お膳立てしてくれた幹事に
申し訳なく、小人数、短時間にして開くことになった。そういう行為が
いけないと分かっていても。
ババの洗濯物を見て「帰省させたな」と眉をひそめる人もいるかも
しれない。お盆の頃の朝日歌壇に(もてなして匿うように子とすごす。。。)
という意味の歌が載っていた。お互い牽制し合っているような社会。
ババだってマスク無しで電車の乗客から離れことも。サッカーやラグビーの
中継を観ても、密集が浮かんで来てしまう。
明日にも宣言が出そうな状況。1月の予定はすべて白紙か?
どのていど店が閉まるのか、先行き不安だが、嘆いてばかりいららない。
前向きに春の両行計画でも立てようかと、いい気なババ。
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