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デズニーランド

夕方6時ババのケータイが鳴る。受話器の向こうから賑やかな音楽と友人の
「わたし今どこにいるか分かる」というキンキン声。
「デズニーランドよ。株主の優待券を貰ったので一人で来てるの」
彼女はババより年上だが、とにかく行動的。稽古事も一日に二つも三つも
こなすというタフさ。翌日、ババと昼食の約束があったが、デズニーとやらで
キャンセルとか。それは良いが次は何日あいているか尋ねると「日曜か月曜かな」
とあやふやな返事。いちおう日曜に決めたが、また用事ができたとキャンセルかも。

エアコン

暑い暑い、昨日は夏本番の暑さ。午前、午後と出かけたが日陰といっても電線や
有線ケーブルの細い影が地面に伸びているくらい。家に帰って早速エアコンのお世話に。
ジジと暮らした家は西日が強かったが、このアパートは幸い東南向き。日除けの簾カーテンも
いらないくらいで助かるが。さすがに夜は開けっ放しで寝るわけにはいかない。一応、防犯
ブザーがついていることだが、寝室にしている六畳間にエアコンを付けようか迷っている。

財布

ババがまたもや不覚。なんと財布を落としてしまったのだ。これで三回目。
ジジがいたら「またか」とあきれ顔。しかし今回も無事戻ってきたという幸運に
感謝。でもババも過去、三回財布を拾って届けたことがある。それでおあいこでは
無いが、落とさない工夫が必要。前に落とした時に財布に鎖をつけてバッグのポケットに
引っ掛けるという方法を取ったことがある。それをそのまま続ければいいのに、油断大敵。
面倒なことになるところだった。拾って届けてくださった方に感謝。その方の連絡先の電話
番号を交番で教えていただいたが「現在使われていません」という案内嬢の声がして、
お礼が言えなかった。

ミス・マープル

ミス・マープルを観ていたらいきなり、オリバー夫人が現れて驚く。テレビのシリーズでは、
原作と異なりマープルが別の作品に登場するので、ついにポアロ物までかと思った。
オリバー夫人を演じた女優が他の役での登場だったので一安心。この予告殺人ヒクソン版で
犯人役だった人が今回は死期の迫った富豪夫人に。でもオリバー夫人役でお馴染みだった人の
最後のシーンは痛々しい。ポワロ役でうった俳優が他の作品で犯人役だったらと想像するとたまら
ないようなもの。

抒情

柄にもなく短歌教室へ通いだしたババ。三首ほど作ったがどうも抒情性に乏しい。
風景や草花を情感たっぷりに詠えない。身辺雑詠になってしまう。例えば
「年金の減額されてスタバよりセブンイレブン百円コーヒー」
「骨密度血管年齢測られてわれの投薬また増えるのか」
「昨日右今日は左の膝痛む降り立つ駅に長き階段」
「チョットコイ小綬鶏鳴きいし竹林に今日伐採のダンプ出入りす」
「夏安居と称しエアコン効く部屋に茂吉秀歌をぼちぼち読まん」
などなど。ジジばあの世から「詰まらん歌ばかりだ」としかめ面。

キャビイ検査

診療所でキャビイ検査なるものを受けさせられたババ。なんでも血管の硬さを
測るとか。結果はなんと80歳以上に相当と出てがっくりするババ。まあ四捨五入
すれば80だけれど。ともかく減塩ということでさっそく管理栄養士さんの話を聞きに。
塩分摂取量は一日6グラム未満とのこと。ババの好きなラーメンやきつねうどんなを
食べるとそれだけで8グラム。これからは味噌汁のお代わりも出来ない。やれやれ。

自転車

自転車をついに手放したババ。長年、ババの重い体を駅やスーパーに運んで
くれてありがったかった。錆びてハンドルもガタガタしていたが、まだまだ乗れそう。
でも転んで骨折したり、人にぶつけて怪我させたり、最悪死亡事故を起こさせたことを
聞くにつけここらが潮時と決意。ババの知り合いには「うちは駅からもスーパーからも
遠いいので、自転車は手放せない」と言う人もいるが。自動車と同じで自転車も高齢者には
必要な交通手段。でも安全第一と歩道を走ったら歩行者への迷惑。
自転車の代わりにキャリーバッグを買ったババ。「まちがっても二輪で引かないでください」との注意。
キャリーバッグも自分の横で引けば良いが、中には後ろに引きずって歩く人がいる。危ない危ない、
それに躓いて転びそうになったと知人の一人が話してくれた。


寝たきり予防

NHKの「ためしてガッテン」を見ているババ。寝たきり予防には運動はもちろん
大事だが、それと同時に人とのつながり他人に親切にすることという、コメントに
合点。「隣人を愛しなさ」と以前通っていた」教会で教えられたことを思い出す。
不信心のババは通うのをやめてしまったけれど、人とのつながりということについては、
共に讃美歌を唄い、牧師さんのお説教を聴くこともいいかもしれない。
でも、人生百年時代というがそれも恐ろしい。若い世代にとっても老人だらけの世界は
大変だろう。

草短歌

ジジの亡き後、教会へ通ったり聖書を読む会に参加したりのババ。どれも心に
ぴったり来ない。それではと20年ぶりに短歌に復帰。近くのカルチャーセンターに
通い始めた。今さら結社に入会するとか歌集を出そうなどとの積りはない。
参考書として『短歌の技法Q&A』という本を購入。その中に「草野球や草競馬があるの
ですから、草短歌ちう思想があってもよいのでは」という一節があってそうだ、そうだと
ババは納得。草短歌より軽短歌でもいいかなと思ったりする。でも教室の皆さんはとても
真面目で、ババの腰折れは顰蹙をかいそう。

カタカタ

買い物にはリュックサックを利用していたババ。重いものを背負うと
腰が痛くなってくる。そこでキャリーバッグなるものを購入。ショッピングカートの
ほうが車輪も大きく段差も楽々越せるというが、後ろに引くのがちょっと怖い。
それを持って電車には乗れないだろう。ただこれは自立歩行出来なくなったら、
使用しないことの注意書きが。そのときは歩き始めの子供が使うカタカタに。

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