冬至
今日は冬至。ババの住む關東地方は風も無く穏やかな晴天。
街路樹の桜はすっかり裸木だが、よく見ると枝先に小さな蕾が
びっしり付いている。これから春まで寒さを耐えてゆくのかと
思うといじらしくなる。かつてババは
「編みかえの効かぬわが歳午後の庭の冬に真向かう石楠花を見る」
という腰折れを作って当時の歌友たちから顰蹙をかったことがある。
皆50代で冬に真向かうという語句がお気に召さなかったらしい。
口々に「冬だなんて私たち春とは言わないけど夏の真っ最中の歳よ」
非難する。ババとしては冬の寒さに耐えて春に見事な花を咲かせる、
石楠花の蕾の健気さを歌いたかったのだが。
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