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蝋梅

散歩の途中、蝋梅が見事に咲いているお宅がある。ちょうど画家でもある
ご主人が垣根越しに見えたので声をかけるババ。ご主人は
「家の蝋梅は二種類あるんですよ」と仰る。
「門の傍のは満月と言いまして、奥にあるのは素心です。満月はご覧のとおり花も大きく
色も鮮やかです。でも香りでは花も小さく色も地味な素心のほうが良いのです」
「面白いですね。才色兼備とはいかないんですよ」とご主人になるほどと頷くババ。
でも年々蝋梅の開花が早まっている気がする。

正月

喪中の正月ってお節とか雑煮はどうするのだろうか。飾り花は松や千両をやめて
オンシジュムとデンファレにしたけれど。でも孫たちにはお年玉は上げなくては。
今年の正月にはジジと凧揚げを楽しんだのに、とババの繰り言。
気を取り直していつも通りのお節を用意しよう。蒲鉾の紅白は買わないけど。

馬子にも衣装

葉書サイズのイラスト画を買った。一万円はババにとっては大出費だが、
メルヘンチックな画題が気にいったから。ただ額が安っぽいと思い替えてもらう。
ババの仲間も加わり、画材屋さんのアドバイスもあって額を決めた。
「馬子にも衣装。絵がぐんと引き立つ」はお世辞でもババは嬉しくなる。
アパートの殺風景な部屋が明るくなる心地。

クリスマスランチ

不信心なババもクリスマスぐらいはと教会へ足を向けた。D教会を選んだのは駅から
近かったからだ。初めてというババを快く迎えてくれて、ランチまで誘っていただいた。
讃美歌、聖書朗読、牧師さんの説教のあと聖餐。聖餐は洗礼を受けていないババは
預かれなかったけれど、礼拝終了後のクリスマスランチは手作りのシチューやサラダ、
パンにデザートなどとても美味しく楽しかった。信徒の皆さん方のお話も参考になり、
洗礼をうけても良いかなと思ったりした。息子たちは反対するかもしれないし、寂しさを
紛らわしたいという動機も不純かもしれないが。

冬至

今日は冬至。ババの住む關東地方は風も無く穏やかな晴天。
街路樹の桜はすっかり裸木だが、よく見ると枝先に小さな蕾が
びっしり付いている。これから春まで寒さを耐えてゆくのかと
思うといじらしくなる。かつてババは
「編みかえの効かぬわが歳午後の庭の冬に真向かう石楠花を見る」
という腰折れを作って当時の歌友たちから顰蹙をかったことがある。
皆50代で冬に真向かうという語句がお気に召さなかったらしい。
口々に「冬だなんて私たち春とは言わないけど夏の真っ最中の歳よ」
非難する。ババとしては冬の寒さに耐えて春に見事な花を咲かせる、
石楠花の蕾の健気さを歌いたかったのだが。


老人会

今日はいよいよ老人会初参加の日。ババはなんだか落ち着かない。
午後一時から始まるとのことだが楽しみより不安でいっぱい。
お茶を飲みながらのおしゃべりだけなら良いが、カラオケとなると敬遠。
どうも歌が得意な人ほど苦手な人を歌わせたいようだ。マイクを持たされて
強制されたらどうしようと今から心配。それが嫌で」老人会に行きたくない
という知人がいる。他の地区では公園に行ったり餅つきをしたりといろいろな
催しがあるそうだが、ババのところでは、カラオケとビンゴでお仕舞らしい。
やれやれ。

転売

「な、なによ」不動産サイトを検索していたババが絶句。
一か月まえに売った土地が高値で転売されている。業者から
さんざん「売れなくて値下がりしてます。これくらいが良いところですよ」
と言われて渋々承知したのに。あの世でジジが笑っていることだろう。
まあこの程度の損で済んだことと諦めよう。

整理整頓

車で送ってくれた友人を家にあげたババ。独り暮らし暦10年
という彼女から「ひとりだと部屋が散らかるから気をつけない」
との忠告に赤面のババ。これでもジジと暮らしたころより片付いて
いると内心つぶやく。でもいつなんどき人が来ていいように整理
整頓を心掛けなくてはと、今日はこれから片付け。

プレゼント

「孫娘にセーター編んでやったのですよ」とババの知人。
「息子たちにも手編みセーター着せていたので。それで喜ばれると
思ったんですが、その息子から電話があってセンスが悪い、要らないって
言ってきて。あれは嫁の意見ですよ」知人はこぼす。
「まあ、何に贈ってもお礼の電話ひとつない。今の嫁ってそうなんですか」
ババのところも大同小異。お互いぐちを言い合って、慰めている。

冬の花

寒い寒いと家に縮まっていてはと、帽子、マフラー、手袋、マスクを
つけて外出のババ。冬の花といえば山茶花と八つ手くらいと思っていたが、
今はゼラニニュウム、ラベンダー、金魚草などなど色とりどりに咲いている。
日当たりの良いところではバラや菊も元気だ。温暖化というのだろうか。
ジジも「カトレアの花季が分からなくなった」とこぼしていたっけ。

年金

お付き合い上、どうしても出さなきゃいけない出費があった。ところがサークルのひとりは
出したくないという。ああそうとうなづくババに「あなたは遺族年金いっぱいもらっているから」
と嫌味ともとれることを言う。これにはさすがのババもむかっ腹。これまでサークルの運営に
ひとかたならぬお世話になった方へのお礼の気持なのだ。ババは思わず彼女に
「うちは国民年金だから遺族分はないの」と言い返してしまった。まったくいい歳して大人げ
ないババだ。

主婦業

夕食後テレビを観ながらジジは高いびき。ババはもくもくと
茶碗を洗い明朝の米を研ぐ。内心ああこんな主婦業いつまでやらなきゃ
いけないと嘆いて。今は懐かしい思い出。ところで老人会は女性より男性
会員のほうが多いそうだ。どうやら女性は老人会に入りたがらないようだ。
その原因のひとつは、お茶くみや配膳を女性の仕事と押し付けるジジのような
男性が多いからだろう。女性の気持として入会してまでそんなことを
するのはもう沢山。同性同士でどかに遊びに行ったほうがましと、
思っているのではないだろうか。

富士山

富士山が見たくなったババ。ジジと暮らしていた家の屋上からは
冬の風の強いよく晴れた朝、富士山を見ることができた。南体山、
筑波山も見える。三山そろいぶみなんてババは喜び、ジジを呆れさせた。
そうだ、水木橋まで行けば富士山はみられるかもと、ババは循環バスに
乗って出かける。ババの思惑どおり、橋の上では雪をまとった富士山が、
くっきり見える。通りがかりの人たちに「ほら、富士山が見えますよ」と
教えたくなるが皆な慣れっこになっているのか、ずんずん通り過ぎてゆく。
富士山に感激しているのはババだけかも。すっかり冷え切ったババは
自販機のホットコーヒーでひと息。

老人会

地区の老人会入りを勧められたババ。ジジはそんなところに加入するもんか
と息巻いていたが「独り暮らしになると近隣との交際が大事ですよ」と言われた。
「老人会に入ってなにするんですか」と尋ねるババ。
「皆でおしゃべりしたり、カラオケしたり」音痴のババはカラオケに身震い。
「餅つきとか芋煮会とかしないんですか」
「そんな面倒なことはしません。それで入会者が減って、そうすると助成金も
もらえなくなるし」との返事。なんだババにお声が掛かったのは員数あわせかと
合点。ただ老人会の日は他に参加したいところがあるし、迷っている。

仙台坂

仙台坂の上の家はまだ遺っていた。『海野十三敗戦日記』によると、
昭和20年7月29日その家で酒宴が開かれた。その家の主がえらくなって、
海野十三と友人二人を招待してくれた。前々月5月に「ジャガイモを腹一杯食べたい」
と言っていたのに、その日は肉、魚、、酒もふんだんにあって宴は盛り上がった。とはいえ
時勢柄、都電はもう終電になると言われ、8時過ぎにその家を出た。仙台坂を下り二の橋の
停留所へ向かう。五反田方面の都電というから、4番だろうか。空襲警報の鳴るなか、灯りを
消した都電は走る。それから72年、都電はとっくの昔に廃止され、二の橋付近には
高速道路が走り、地下鉄の駅も近くにできた。それでもその家は健在である。

谷中

ジジの墓参りに谷中へ出かけたババ。墓は小高いところにあり、
あいにくの雨空で石段をすべらぬように登る。いまのところは大丈夫だが、
もっと歳をとったらたいへんだと弱気になるババ。
それでもお昼は「シチメンザカネコジタ」というお店で煮込みハンバーグを。
名前のとおり店のなかには猫グッズがあふれている。
「谷中には猫はずいぶん居たのですが、最近はめっきり減りました」と
店をひとりで切り盛りしているマダム。

家計簿

11月分の生活費の集計をしていたババ。大幅な赤字にびっくり。
ジジがいたころより収入が三分一になっているのに、この赤字。
たださえ少ない貯金を取り崩していけば。喪中とはいえ年末年始
には孫たちへのクリスマスプレゼントやら、お年玉も考えなくては。
倹約、倹約と思うも無駄遣いが染みついたババには。

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