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かつて都電の停留所4、5、7、8、34番の古川橋

樽や桶商う店のみな失せて色とりどりのプラスチックよ

百歳の姑のあとを追うように七十年の生涯閉じしか

体操

一日も欠かさずラジオ体操をしていることが友の若さか

拍子

突拍子ないことばかり言いおって腹たてながら財布の紐が

非常

非常用持ち出し袋この五年使わぬ幸をひたすら感謝

湯王の盤に彫りたる「日々新た」日々に新たと論語訓読

カトリック

カトリック山手教会にてミサを受くマジックなどは願わぬままに

潮鳴りの聴こえぬ「港の見える丘」地下鉄駅へはエレベーターで

宿場

宿場町の賑わい何処さびれたる街はトラック通過するのみ

旅行

初めての洋画を観しはスバル座の「ガリバー旅行記」八歳なりき

お向かいの一年坊主半歳も経てば帽子をあみだに被り

ばかり

つまりその言い訳ばかり真実は闇の中なる地下空間か

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