ポアロ物
昨日の昼から夜にかけてポアロ物の長編を立て続きに四本も観てしまった。
クリステティを換骨堕胎したようなフレンチミステリーよりも、原作にかなり忠実でよかった。いご
以前見た「オリエント急行の殺人」でも感じたのだが、ポアロの信仰心の描写があったことだ。
それによって、ポアロの推理によって犯人が分かり事件が解明される、という原作の爽快感よりも
重苦しいものが残った気がする。
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昨日の昼から夜にかけてポアロ物の長編を立て続きに四本も観てしまった。
クリステティを換骨堕胎したようなフレンチミステリーよりも、原作にかなり忠実でよかった。いご
以前見た「オリエント急行の殺人」でも感じたのだが、ポアロの信仰心の描写があったことだ。
それによって、ポアロの推理によって犯人が分かり事件が解明される、という原作の爽快感よりも
重苦しいものが残った気がする。
昨晩は十三夜。予報では曇りだったが、六時すぎ頃、綺麗なお月様が見られた。
十三夜というと母方の祖母の最期を思い出す。湯上りに胸が苦しいと言うので往診を受けた。
医者が帰ったあと、手洗いに立った祖母は十三夜の月を眺めて「いいお月さんだね」と言ったそうだ。
布団に入って間もなく高いびきをかき、そのまま息を引き取ったという。
三連勝のあとはまさかの三連敗。
「イワセは駄目だ。ヨシミやナカタがいたら」とジジの負け惜しみ。
十ゲーム以上離されていたから、シリーズ出場は無理だった。
海の向こうはジャイアンツにタイガースとか。
「羨ましいね」とババ。
ジジ丹精のカトレア「エルドラド」が良い香りを放っている。
ところが、夏に咲いたビオラセアは何とも言いようのない匂い。
猛暑で腐ったものでもあるのか、と疑ってしまった。ある種の食虫植物は腐肉の匂いで
獲物を誘うと聞いたことがあるが。
匂いの好みはいろいろで、ハゴロモジャスミンの香りを
「病院の消毒薬を連想させるから嫌い」と言われたこともあった。
ババの苦手はキンモクセイ。甘い匂いは嫌いではないが、何故かくしゃみを連発して花粉症状態に。
一昨日の散歩の時、五位鷺を見つけた。ジジは以前、探鳥会で見たというが
ババは初めて。青鷺はたびたび見るが五位鷺がいるなんてと驚く。
双眼鏡を向けると、首から胸にかけての真っ白な羽毛がよく分かる。
三羽も一緒にいたのは何でだろうか。
お向かいの家のアンテナの天辺にモズが止まっている。
始めはモズ特有の切り裂くような声で鳴いていたが、やがてヒヨドリのような
甘ったるい声になり、スズメのようにチュンチュンとも聴こえる。
百舌という字にふさわしい鳴き方だ。モズが鳴き出すと秋も過ぎ、冬近しの感じ。
これから、ジジと久しぶりに土手を散歩。カルガモやヒドリガモも集まり始めているだろう。
ジジとババはマーちゃんの運動会へ招待。年少組の中でも小柄なマーちゃんの動きにはらはらしたが、
かけっこも旗体操も何とかこなして一安心。最後の年長組のリレーには大歓声。
二年後にはマーちゃんも逞しくなってるかな。
わが家の周りはちょっとした出店ラッシュ。コンビニ、ドラッグストア、ラーメン屋などなど。
数年前までは森や畑ばかりだったのに。コンビニもたった一軒だったのが、つぎつぎ出来て最初のは閉店になってしまった。老舗の本屋もブックオフにとって替わられ「安く本が買えていい」とババは喜んでいるが。
個人経営の店が減って、どこの街に行っても同系列の店ばかりだ。
「だから、不景気になるんだ」とジジは慨嘆。
題詠マラソンを終えてやれやれと思う間なくの台風襲来。築40年近い我が家はどうなることやら、ひやひやの一夜だったが、ジジの園芸用の物置が傾いたぐらいの被害。
今朝は見事な秋晴れ。山頂のうっすら白い富士山をはじめとして、筑波山、男体山、そしてたぶん谷川岳。
スカイツリーももちろん見えて。夏バテ気味の心身のリフレッシュ。
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