077:転(原田 町)
ほんのちょっと転んだはずが骨折でこの炎天にギブス填められ
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ほんのちょっと転んだはずが骨折でこの炎天にギブス填められ
猛暑日のつづけば思う故里の井戸に冷えてた西瓜や桃を
オン・ザ・ロックの氷のすべて溶けるまでわたしの愚痴を聞いてください
几帳面なきみに無精のわれがいて波風たたず来たりし不思議
星の数ひとつの書でも青春の糧となりしよ岩波文庫
子育ての頃は今より狭い家それでも人はたびたび来てた
買い物に出かけたくない雨の日の夕飯レシピは巣籠り卵
芸能人と称する人の顔と名が一致せぬままテレビ観ている
さいか屋の大食堂のカツカレー好きだった子も店も去りたり
巨大なる地震津波を想定し原発そろり動きだしたり
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