携帯電話
駅前で、ババと同年代と思われる女性から、
「この辺に公衆電話ありませんか」と尋ねられた。そう聞かれて辺りを見回すと、電話ボックスらしき物はない。
木造駅舎が建替えられ、エスカレーターやエレベーターは出来たが、公衆電話はどこへ行ってしまったのだろうか。車の迎えを頼みたい用件ということで、ババのケータイをお貸しした。
ババ自身、ケータイはあまり使わず、同世代の友人、知人にも持っていない人がいるしかし、このような時は必要かな、と思う。
「散歩や買い物に必ず持ってゆく。緊急連絡用よ。財布忘れても、ケータイ忘れるなよ」とある友人はババに言い聞かせてくれた。
先日の日帰りツアーでも、高齢の男性が集合時間に20分ほど遅れてしまった。途中で道に迷った、とのことだったが、万一を考えると、自分のケータイ番号を添乗員さんに知らせておくほうが良いと思った。
「ケータイ持っていない人には貸し出すんだな」とジジは付け加える。
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