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ブック・オフ

 ひさびさにブック・オフで本を二冊買う。〆て210円だがポイントの27円を引いてもらい、うーんこんなに安い値段でいいのかな、と思ってしまう。いくら中古とはいえ、いきなり105円になるわけではないのだが。茨木のり子の詩集も105円で買ってしまったこともあった。しかし、あたまから全部105円と思い込んで5冊ほど、レジに出したら、「1500円です」と言われて驚いたことがある。後ろをよく確かめなかったこちらのミス。105円の棚にあったという言い訳は通らなかった。
 買った本は法月綸太郎の『生首に聞いてみろ』と柴田よしきの『やってられない月曜日』 。『生首』のほうは文庫版も置いてあって、こちらは何故か400円。この差はなんなだろう。
 秋の夜長とはいえ、友人が貸してくれた本が2冊。図書館からのが4冊。老眼がとみに進んだこのごろ全部読み通せるかどうか分からないが。
「どうせくだらんミステリばかりだろ」とちゃちを入れる伴侶。彼は『脳がどんどん若返る生活習慣』という本をうん、うんと頷きながら読んでいる。

敗退

「あーあー」に週間前のババより大きなジジの溜め息。ドラゴンズが一勝三敗で日本シリーズ出場の夢を無くしてしまった。パ・リーグでもイーグルスが敗退。野村監督応援のババもがっかり。それでも試合終了後、ファイターズの選手、監督も加わっての胴上げシーンに感動。
 あと二、三年やって欲しいと思うけれど、監督の後ろ姿にめっきり老いを感じていたので、いい潮時かなと思う。南海から始まって五十年以上の野球人生。その間ほとんどユニフォームを脱がなかったのではないか。誰かさんのように「終身名誉監督」なんて称号を貰いはしないと思うけれど。

カモメのぶるぶる

 葛西臨海公園の探鳥会で聞いたお話。公園の中にマグロの回遊で有名な水族館がある。その屋上に真水を張ったプールがあり、そこへカモメが水浴びに飛んでくる。なんでも羽についた海水の塩分を落とすためだという。
 探鳥会の仲間と共に見上げていると、水浴びを終えたカモメが羽をぶるぶるさせている。その仕草がおかしく皆で笑ってしまった。
「あんなに沢山のカモメが羽を洗ったら、プールは塩っぱくならないか」とジジは変な心配をしていた。ババはヒッチコックの映画『鳥』やら、夏樹静子のSF小説(たしか『ドーム』という題だったか)を思いだして、少しばかり不安な気分になる。
 探鳥会では沖合いのスズガモの何千羽という群れを見られた。

駅伝

 中学校の駅伝大会。今年はわが町がスタートなので、選手があまりばらけず県道を走ってゆく。
女子選手も何人かいる。
「ハンデ無しかなあ」とジジはつぶやくが、一区は女子のみということになれば、いいとババは思う。
 男子も中学生だとずいぶん体格の差がある。小さい子を思わず応援してしまう。夜はジジ待望の
クライマックスシリーズ。タイガースが出ないので、ババは無関心。

携帯電話

 駅前で、ババと同年代と思われる女性から、
「この辺に公衆電話ありませんか」と尋ねられた。そう聞かれて辺りを見回すと、電話ボックスらしき物はない。
木造駅舎が建替えられ、エスカレーターやエレベーターは出来たが、公衆電話はどこへ行ってしまったのだろうか。車の迎えを頼みたい用件ということで、ババのケータイをお貸しした。
 ババ自身、ケータイはあまり使わず、同世代の友人、知人にも持っていない人がいるしかし、このような時は必要かな、と思う。
「散歩や買い物に必ず持ってゆく。緊急連絡用よ。財布忘れても、ケータイ忘れるなよ」とある友人はババに言い聞かせてくれた。
 先日の日帰りツアーでも、高齢の男性が集合時間に20分ほど遅れてしまった。途中で道に迷った、とのことだったが、万一を考えると、自分のケータイ番号を添乗員さんに知らせておくほうが良いと思った。
「ケータイ持っていない人には貸し出すんだな」とジジは付け加える。

なき人の

 今はもう遠くなってしまった人の訃報を知った。誌上での作品は何篇も読ませていただいたが、実際にお目に掛かったのは一度きりだった。細身でやや皮肉っぽい話し方に、作風そのままを感じた。Y さん、I さんに続いての悲報。 釈 迢空の短歌を思い出す。
 なき人の 今日は、七日になりぬらむ。 遇ふ人も あふ人も、 みな 旅びと

愛の旋律

 クリスティーのミステリ物はほとんど読んできた。メアリ・ウェストマコット名義で書かれた『春にして君を離れ』『愛の旋律』などの、作品群はポアロやミス・マープル物とは違う印象がある。ひとくちで言えば、作者は主人公に容赦しない。救いがないと思うことがある。人間不信にさえおちいる。
 クリスティの経歴を読むと、最初の夫と離婚の後、14歳年下の考古学者マックス・マローワンと出会い、嵐のようなロマンスで再婚したとある。しかし1976年、彼女が亡くなってすぐにマックスは秘書と結婚と知ると、えっそんなに早くと思った。秘書は名目でマックスの長年の愛人だったらしい。
 クリスティの処女作『スタイルズ荘の怪事件』をはじめとして、幾つかの作品のシチュエーション(金持ちの老婦人と年下の夫とその愛人)を連想する。ほんとうはこういうことは、知らないほうが良かったのかもしれない。
 でも、その事実を踏まえて読むと、彼女の作品はいっそう怖くなってくる。

秋の花粉症

 金木犀が匂いだして、一週間。くしゃみと鼻水が止まらない。ここ数年、同じ現象を繰返している。春先の花粉症より重いくらいだ。医師から処方された薬を飲んでいるが、あまり効き目はない。金木犀が原因なのか、と疑ってしまう。先年、フランス旅行をした友人は「マロニエの花粉症になったの」とのたまって、別の意味で、ババをうらやませがらしたが。

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