おおつごもり
今年もわが家の内外、さまざまな出来事があった。
内を言えば、なんと言っても初孫誕生。この児にとって、
平和で安全な世の中をジジババは祈っている。
ところが、そっそかしいババが薬缶をひっくり返して
大火傷。一ヶ月以上の通院。いまだに跡がヒリヒリして
いる。それからすぐにジジが高速をまさかまさかの暴走。
罰金と免停という痛いお灸を据えられた。
年甲斐もなく恥ずかしいかぎりだが、これが厄おとしで、
あるように願っている。
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今年もわが家の内外、さまざまな出来事があった。
内を言えば、なんと言っても初孫誕生。この児にとって、
平和で安全な世の中をジジババは祈っている。
ところが、そっそかしいババが薬缶をひっくり返して
大火傷。一ヶ月以上の通院。いまだに跡がヒリヒリして
いる。それからすぐにジジが高速をまさかまさかの暴走。
罰金と免停という痛いお灸を据えられた。
年甲斐もなく恥ずかしいかぎりだが、これが厄おとしで、
あるように願っている。
ジジのお蔭で見違えるほど綺麗になった換気扇。
お正月恒例の焼き豚を作ろうとして、ここで汚しては
もったいなとババ。出来合いをスーパーで買うことに。
お節はなるべく手作りをモットーにしてきたが、年々面倒に
なってくる。だから、と言ってもデパートなどの詰め合わせは、見た目は
綺麗だが高い。結局、今年も昆布巻き、金団、田作り、黒豆、膾、
お煮しめぐらいは作ろうと思っている。
やっと、年賀状に取り組んでいる金釘流のババに
とっては、昨今のソフトの充実はありがたい。一言ぐらいは
手書きで、と思っているが。今年も喪中の葉書を何通かいただいた。
1、2月に亡くなっても、喪中かなと失礼なことを考えてしまう。
いよいよ押し詰まってきたけれど、気ばかり焦って、何も
捗らない。日頃の無精がたたって汚いところばかりだ。ジジが
うるさく言わないのを、これ幸いにサボったつけが廻ってきている
感じ。重い腰をあげようと、重いながら、図書館で借りてきた」本を
読みふけってしまう。
道尾秀介の『向日葵の咲かない夏』、恩田陸の『不連続の世界』
などなど、時間の経つのを忘れてしまいそうだ。
ひさびさにジジと東京の街をドライブ。
と、言っても四ツ木から本駒込までだが。
「春日通りを行けばいいんじゃないか」とジジは言うが、
カーナビの指示は言問い通り。上野の山を登って、谷中へ
下り、団子坂をまた登ってようやく白山上。右折すると間もなく
ナビの案内終了。一度歩きで来たことがあるババが目的地を
発見。ところが車を止める場所が無い。狭い通りをうろうろして
しまった。駐車違反の取締りが厳しくなってから、こういうことは
頻繁だとジジは言う。通ってきた道すがらにも、全生庵、いせ辰、
鴎外記念図書館など、寄りたいところは一杯あったが、駐車を考えると
諦めるしかない。やはり、電車やバスで来たほうがよさそうだ。
お歳暮に西京漬をいただいた。鰆、銀鱈、紅鮭など
どれも美味しそうだ。それぞれの包装の裏に産地が
記されている。何気なく見て驚いた。
韓国、カナダ、ニュージーランド、ロシアなどなど、
日本産はひとつも無い。老舗の西京漬なのに、と
ため息。調味料の味噌や麹はどうだろうか。
漁村生まれのジジは「こういうのは、鮮度が落ちてる
気がする」と箸が進まない様子。
冬晴れの今日、近くの河原での探鳥会に参加。ジジもババも
カワセミを発見して喜んでる程度の素人。他の方たちの博識ぶりに
感心。とくに小学4、5年生の男子の知識と鳥を見つける早さはすごい。
「鳥博士」と呼ばれるのもむべなるかな。いろいろ教えてもらって楽しい
半日だった。
帰りがけに「後ろを見て」と言われ、振り向くと真っ白な富士山が。
自治会の防災訓練に参加。消火器の使い方、
煙体験などをした。どうせ訓練だからと、軽い気持ちで
テントの中に入った。ところが少し進むと白煙で何も見えない。
立ち往生してしまった。火事では煙が怖いというのを痛感。
訓練では無害の煙だが、実際は有毒ガスが多いとの説明。
わが家には火災報知器も消火器も無い。早く用意しなくては。
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