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『ジャンピング・ジェニィ』

 最近の読書から。と言ってもほとんど図書館から借りたものですが。
 タイトルの本は国書刊行会の「世界探偵小説集」のひとつ。
 作者はアントニィ・バークリー。登場する探偵はロジャー・シェリンガム。
 冒頭にその探偵の経歴がくわしく載っています。作者自身とどのくらい
 重なるのでしょうか。
 最初のほうで犯人が分かる仕掛けで、倒叙法かと思いました。
 しかし(ドクター・チャーマーズは想像力に富んだ男ではなかった)という 
 一行が最後に生きて、うーん、やられました。
 でも、被害者が徹底的に嫌われている人物というのは、犯行の正当化です
 か。

テレビ観戦

 日曜日は朝から、ワールドシリーズ、早慶戦、天皇賞、
 さらに夜は日本シリーズと、一日中テレビ観戦。
 ドラゴンズが大勝して、ジジは大喜び。
 「打てないのはダルビッシュだけだ」と強気の発言。
 朝方は冠雪の富士山がうっすら見えて、
 ババの気分も上々。

日本シリーズ

 「二つの四球がなあ」とジジの嘆き。
 その後、セギノールに本塁打が出て、
 結局、それが決勝点。
 「去年の悪夢がよぎる」とジジ。
 贔屓チームが出てないババは知らん顔。
 旅番組が見たいのに、イライラ。
 今はワールドシリーズの中継中。松井が二塁で、
 ロッキーズのチャンス。

回り道

 スーパーに行くのに、いつもと違う道を選んだ。
 お天気も良かったし、空気を入れたばかりの自転車の
 タイヤのすべりも上々。いい気分で走っていると、
 下水管敷設工事で通行止め。回り道の標識が立っている。
 矢印のまま進んで行くと、広い道路にマンションの建設地。
 わが家の周辺の田舎道とは大違い。たしか去年までは、
 一面のコスモス畑だったのでは、と思うが、その記憶も曖昧。
 やっと、スーパーの看板が見えてきて、ほっとする。
 

ぬいぐるみ

 ひょんなことから、ぬいぐるみを貰った。
 豚児の生まれた時と同じ体重という熊の
 ぬいぐるみ。腕に抱えるとずしりと重い。
 こんなに重ったかったかしら、と戸惑う。
 抱っこしていると、円らな瞳に見つめられているよう。
 思わず「いい子、いい子」と言ってしまう。
 「おい、大丈夫か」とジジの心配そうな声。
 この感覚はジジには分からないだろう。

フェイラー

 いまさら貧乏性をさらけだして恥ずかしいのですが、
 フェイラーのタオルがあんなに高いものだとは知りませんでした。
 ドイツのシニョール織で、何回洗っても色落ちしないで丈夫、
 と聞かされても普段使いは出来ない感じ。
 第一、そっそっかしい私は直ぐにどこかに落として失くしそう。
 でも、あの色彩と柄、一枚くらい欲しいですね。

 「おっ、鮑がある」スーパーの魚コーナーでジジの喜びの声。
 やっぱり、気がついたかとババはがっくり。ジジの好物であることは
 分かっているが、2千円近い鮑。家計を考えると......。
 でも、ジジの体調も回復してきたし、お祝いの意味で買うことにする。
 酒蒸しにしただけでも鮑はやはり美味しい。
 「親父と潜ってよく採りに行ったな」
 ジジの回想はつきない。

大立ち回り

 遅ればせながら「アクロイド殺人事件」をケーブルテレビで観た。
 全編にわたるトリックをどうみせるかに注目したがまあまあの出来。
 ただ、ラストの大立ち回りにはびっくり。姉弟が兄妹に変わっていても
 許せるが、ピストルを振り回すなんて。
 クリスティ原作のほろ苦いユーモアが消えてしまっているのが残念。
 せっかくのトリックが生きてこない。もういちど原作を読み返そう。

鼻風邪

 金木犀が匂いはじめた。
 甘くて芳醇な香りは秋そのものとうっとりする。
 ところがこの時期、何故か鼻風邪の症状が起きる。
 春先の花粉症は治まってきたが、そのぶん秋にきたのか。
 まさか、金木犀の所為とは思いたくないが。

「愛国殺人」

 ミステリーチャンネルでクリスティの「愛国殺人」を観た。
 原作を読んだのはだいぶ前で、犯人の見当はついたが、
 解決に至るまでの筋を忘れてしまっていた。
 犯人の言い訳に、ポアロが反論するセリフに、クリスティらしさが
 出ていると思った。
  
 

誤植

 久しぶりに歌集を買った。梅内美華子の第二歌集『若月祭』。
 ブックオフで105円。何か得したような、こんな値段でいいのかと、
 ちょっぴり悲しい気分。わが家の近くの書店といえば、ブックオフしかない。
 街の中心地でも老舗の本屋が閉店した。
 ところで、かの歌集に誤植発見。逢うという字が逆さまになっている。
 これは第二版だが、初版から間違っていたのか。それともわざとそうしたのか。
 変なところに関心がいってしまった。

ありのすさびに

 いつもの口喧嘩をして、お互い不機嫌なまま近くのスーパーへ。
 ジジは園芸売り場、ババは食品と別れての買い物。
 体操仲間だったSさんのご主人がカートを押しているのが見えた。
 彼女が急死して一年半。ご主人はどういう思いでおられるのか。
 「あるときはありのすさびににくかりきなくてぞ人の恋しかりける」という
 古歌を思い浮かべる。
 今晩はジジの好物の栗ご飯を作ろう。

ウオシュレット

 所用があって、御茶ノ水近辺のホテルにとまろうか、という話になった。
 ヤフーの検索で手頃なビジネスホテルが見つかった。
 これにしようと決めたのは「暖房便座ウオシュレット付き」といううたい文句。
 わが家のは旧式タイプだが、ジジの病気もあって、非常に重宝している。
 これが無い生活など考えられなくなっている。便利で快適に慣れるというの
 は、ある種、恐いことだが。
 ジジが「家中で暖かいのは便座だけ」という川柳を読んだことがある、と言っ
 た。

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