銀ブラ
友人と松坂屋・銀座で開かれている「石山寺と紫式部展」へ。源氏物語と紫式部に関する、掛け軸、屏風絵の数々を堪能。さらに石山寺鷲尾隆輝座主の講話を拝聴。
その後、久々の銀ブラを楽しむ。
「変わらないのは、和光の時計台くらいかしら」と友人のつぶやき。
「子供の頃、お正月に家族揃って銀座に来たことがあるの」友人は続ける。
「ほら、一般参賀の事故で死者が出た時よ。あまりの混雑に参賀は諦めて、帝劇で宝塚を見たのよ」
「宝塚劇場はアーニーパイルとか言って、まだ接収されてたのね」私は尋ねる
「淀かほるの桃太郎を観たのよ。それから、銀座の不二家でハヤシライスを食べて。それがすごく美味しかったの。食糧難の頃だったかしら」
「ねえ、お昼どうする」
「加賀料理のお店、知ってるの。鴨の治部煮って食べたことある?」
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