ぬれ煎餅
昨今、テレビや新聞で話題の「ぬれ煎餅」。銚子から程遠いわが町のショッピングセンターでも売っておりました。早速、買って食べてみました。柔らかいのはジジババ向き。でも中まで醤油味がしみ込んでいるせいか、かなり塩っぱい。2枚目に手を出そうとしたジジに思わず「血圧が」と言ってしまいました。
もう少し薄味のはないかしら。銚子電鉄の再建の切り札とか、報道されてますが……。
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昨今、テレビや新聞で話題の「ぬれ煎餅」。銚子から程遠いわが町のショッピングセンターでも売っておりました。早速、買って食べてみました。柔らかいのはジジババ向き。でも中まで醤油味がしみ込んでいるせいか、かなり塩っぱい。2枚目に手を出そうとしたジジに思わず「血圧が」と言ってしまいました。
もう少し薄味のはないかしら。銚子電鉄の再建の切り札とか、報道されてますが……。
久しぶりの上天気。布団を干したり、シーツを洗ったりと忙しいなかパソコンに向かう。
26日の朝日新聞の書評欄の見出しに(鈍な自己愛に生きる幸福)というのがあった。金井美恵子の著作に対するものであるが、私にとっては痛い言葉。
ブログもカルチャーセンターも健康増進という散歩も、結局は鈍な自己愛だろう。それでも止められない。
今日も昨日に続いてのぐずつき模様。この時期の雨を山茶花梅雨、というのだと気象情報で知りました。山茶花は息の長い花で、半年以上咲き続けます。また、今は茶の花も咲いています。山茶花に比べたらずっと地味ですが、何か惹かれます。近くの農家の生垣に茶の木が結構ありますが、もうお茶の葉は摘まないのでしょうか。
「おい、こら!」庭からジジの怒鳴り声。何事かとガラス戸を開けると、ヒヨドリが葉牡丹を啄ばんでいる。
「まったく、しょうがないなあ、ネットでも掛けるか」とジジ。「それじゃ、なんにもならないでしょ」とババ。フェンス代わりのボーダーに葉牡丹の白と紫を植えたばかりだ。よく見ると啄ばばれているのは、白ばかり。ポリフェノールとか言って紫色を珍重するのは人間だけか。
「千両も、万両も危ないな」ジジはそれらにもネットを掛けるつもりらしい。
日曜なのに早起きした。新聞を取るため外へ。寒い!菊やコリウスも半分霜枯れの様子。伊藤左千夫の「今朝の朝の露ひやびやと秋草やすべて幽けき寂滅(ほろび)の光」という歌を思いうかべた。
昨夜、ムービープラスで筋も何も知らずに「セルラー」という映画を観ました。高校の教師をしている女性が小学生の息子をスクールバスに乗せて、家に戻ると、から話がどんどん展開していきます。うとうとしていたジジも起き直って画面に見入っていました。題名どおり携帯電話が小道具、というより主役級、悪人共をぎゃふんと言わせたラストの新機能まで、ケータイ会社の宣伝か、と思うほどでした。まあ、ケータイしながらの運転は禁止でしょうが「二度と電話しないでくれ」のオチまで、楽しめました。
昨日は、自治会の町内クリーン作戦。道路端や、空き地のゴミを拾って歩く。老人会、子供会も参加しての自治会今年最後のイベント。昔の子供会メンバーが今は自分の子供たちを連れてきている。
日頃は厳禁の焚き火も今日は特別許可。熱々の焼き芋を頬張ったり、けんちん汁、焼きそばに舌鼓。ゴミは去年より少なかった。これは空き地に家が建ち、雑木林が伐採されたせいかもしれない。周辺の整備と自然保護、楽しそうな子供たちを見ながら、ちょっと考えてしまう。
BS2で放映されている、ヴィスコンティ特集。「夏の嵐」「白夜」と観て、今日はいよいよ超大作の「ルートヴィヒ」。映画好きのジジも「4時間はなあ」と言っていますが。ババとしては、アリダ・ヴァリ、マリア・シェル、ロミー・シュナイダーなどの女優陣の魅力。さらに、ファーリー・グレンジャー、ジャン・マレー、マルチェロ・マストロヤンニ、ヘルムート・バーガー、といったヴィスコンティ好み?の男優が嬉しい。とくに、ジャン・マレー。苦みばしったという形容がぴったりの役者と、オールドファンは思うのです。
ともかく、今夜は早めに家事を済ませて、テレビの前に座り込むつもりです。プラズマでも液晶でもいいですが、大型テレビを買ってほしい。
日ハムの小笠原選手の巨人入りが決まったとか。FA権の行使ですからしかたないでしょうが、また、巨人かの思い。新庄が引退し、これからは、ひちょりに頑張ってもらわなければ。
「桑田、江川、長嶋もそうだし、もっと古くなら別所もいる」とジジ。だから、アンチ巨人になったそうで。
大柄な土佐選手に比べて、濡れそぼった高橋選手は頼りなげに感じました。レース後半は辛くて、チャンネルを回したくなりました。3年前の悪夢の再現。「やっぱり、歳かな」とジジの感慨。でも、Qちゃんまだまだ応援しています。
昨日のコンサートで絵本作家のいわむらかずお氏が池田早苗さんのご兄弟であると知りました。『14匹のねずみシリーズ』で有名と同行の友人から教えられましたが、ああそうか、と思っただけでした。ところが、家に帰ってから調べると『タンタンの帽子』の作者でもあったのです。豚児が3,4歳ごろの愛読書でした。私の手編みのセーターがタンタンが着ているのに似ていると、お気に入りでした。あの絵本もセーターもどこへ行ってしまったのでしょうか。
友人に誘われて角筈区民ホールの「池田早苗のさわやかコンサート」に行ってきました。シューベルトの歌曲、阪田寛夫の詩による子供の歌、アメージング・グレイスなどの黒人霊歌。クラシックに疎いババにも充分楽しめました。都庁をはじめとする超高層ビル群、新宿駅の人ごみ、ババのいつもとは違う一日でした。ジジは留守番でした。
健康のため歩け歩けと思っても、どうも貧乏性というか、ただの散歩ができない。買い物ついでの散歩ばかりしている。財布を持たずに家を出たことがあった。その時は仕方なく散歩だけしたが、歩いていても落ち着かなかった。私にとって散歩途中の買い物はいわば道草のような楽しさがある。
久しぶりにデパ地下の魚売り場へ。ラップにくるまれ、金色のシールを張られた鯵とおぼしき魚が置いてある。「245円?」つぶやくと、「2450円です。長崎産のブランド魚です」と店員さん。
なるほど、これが噂の魚か。目は黒く澄み切って、鱗は青光りしている。近所のスーパーで売ってるのとは、確かに違う。これなら鮮度に煩いジジも喜ぶだろう、と思いつつ財布の紐がゆるめられない。結局、ジジ言うところのゲバチロ(本かわはぎ)と浅蜊、〆て808円を買って帰った。
車で出かけたジジがすぐ戻ってきた。免許証が無いという。「ここに入れといたんだが」と財布の中身をテーブルに広げている。銀行、スタンド、カメラ屋などのカード。健康保険証も個人別のカードになった。スイカにパスネット、ポイントカードが2、3種類。ババが覗き込んでいるのに気がついて慌てて隠したのもある。財布を逆さまにして振るっても出てこない。
「旅行に持っていかなかった?」ババが聞く。「ああ、そうか」とジジは着ていったジャンパーの内ポケットを探る。「落としちゃいけないと思って」との言い訳。それより、昨日は免許証を持たずに運転してたの……。
旅行から戻って体重計に乗ると、1キロ以上も……。「三度の飯を作らず、口だけ動いているからだ」ジジはのたまう。「オレなんか荷物二人分持たされて、駅だってエスカレーター乗らなかった」と変な自慢。痩せの大食いとはジジのこと。土産のもみじ饅頭、二つ三つ平らげても体重は変わらぬそうで。
ジジと宮島、広島と廻ってきました。写真は広島城公園のクロコガネマチの樹です。この樹も被爆したそうですが、今は大樹になって紅い実を一杯つけていました。それと広島城は別名鯉城。それで広島カープ、というのか、この年齢になって納得しました。
明日から小旅行をしますが、どうも天気は下り坂のようで。突風、雷に注意と出ています。北海道での再びの竜巻など、いろいろ不安もありますが、切符や宿の手配もしてしまった以上、予定をこなすしかありません。
「雨ババだからな」ジジは毎度のことであきらめ顔。それより、温室のカトレアが心配で、内心は気がすすまぬ様子。「どこに行くんだっけ」と用意はババに任せてます。
よく公園や施設の大きさを表すとき、東京ドーム何個分、の言い方をしますが、ドームの面積はどれくらいでしょうか。実際、ドームに行ったのは、世界ラン展のときだけ。野球は前身の後楽園。国鉄時代の金田が長嶋を三振させて……などなど。
でも、関西では甲子園球場何個分、の言い方をするのでしょうか。
北海道での竜巻被害。あらためて自然の脅威を感じます。今日は朝から秋晴れ。屋上からだいぶ白くなった富士山が見えました。夕方には赤く染まった空をバックに黒富士が。これから寒くなるにつれ、富士山の見える回数が増えてます。
以前は一階の茶の間からも見えました。住宅が建てこんできて、今は屋上(物干し場程度ですが)からそれも電線が幾重にも張られた中に見えるだけです。
銀行へ行こうと思ったが、風が強い。日本海側は大荒れという気象情報があったので、この辺りもその影響を受けているのだろうか。我が家の西側、今まで松林だったところに、6米道路が出来た。そこが風の通り道になった。今日のように風の強い日はいろいろな物が飛んでくる。そのうちの一つが当ったか窓ガラスが割れたこともあった。
ところで、日本海側は、裏日本、気象情報は天気予報だったよね、とはジジババの昔話。
伊坂幸太郎の『終末のフール』を、図書館から借りてきて読んだ。小惑星衝突が確実になった地球。パニックの5年間が過ぎて、あと3年で終末という時期の人々のさまざまな生活を描いている。もし、自分があと何年間しか生きられないと分かったらどうだろうか。「明日をも知れぬ身だよ」とジジは笑うかもしれないが。5年とか10年とか限定されれば、それなりの設計ができるのでは。この本でも(利益や金銭以外の目的で、人々が活動しているのだから、これは歓迎すべき状況ではある)とあった。
現実には先の見えない不安を抱えて生きていかなければならない。
長屋門と小さな掘割があるお屋敷の生垣。そこに植えられていたのが、枳殻だと教わったのはもう10年位前。初夏の白い花。秋の金色の実。買い物に通るたびの楽しみだった。郊外に大型店舗ができ、町の中心地が寂れてきた。今日、久しぶりにお屋敷前を通ったら、枳殻の木がすっかり伐られていた。近くに幼稚園や学校がある。鋭い棘が危険、とされたのだろうか。掘割の土手に芝桜が季節外れの花をつけていた。
10月28日に書いた、新潮文庫の落丁本。丁寧なお詫びとともに、新しい本が届きました。紐しおりの付いた手帳も同封されていて、ジジは感激です。今、文庫本で紐しおりを付けているのは、新潮社だけとか。紙のしおりだと、すぐ落ちてしまうし、やはり、紐しおりは良いですね。それから、文庫本の字も大きくなって、老眼には助かります。
今日は文化の日。最近、祝日が変わることが多いが、この日は動かせない日のひとつだろう。また、晴れの特異日とかで、日中は汗ばむような天気だった。ジジと散歩していると、日の丸を立てている家があった。
「なるほど、旗日か」つぶやくジジ。
「昔は明治節と言ったんでしょ」とババ。
「どっちも死語だな」ジジは笑う。
テレビを見ながらうとうとしていると、チャイムが。「落花生、烏が狙っているわよ」隣の奥さんが教えてくれた。ニ、三粒くわえて、飛んでいったという。油断もすきもならない。我が家の前がゴミ収集所で、ネットの隙間から袋を突くこともある。追い払ってもまたやって来る。テレビアンテナに止まって、じっとこちらを覗っている。この辺には鳶や鷹もおらず、烏の天下だ。「いや、鷹だって烏が集団でかかれば、敵わないよ」はジジの言。
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