2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

題詠blog2015


題詠ブログ2014

題詠ブログ2013

題詠マラソン2012


題詠2011

題詠BLOG2010

題詠2009

« 本人確認 | トップページ | 扇風機 »

『三年坂 火の夢』

 第52回江戸川乱歩賞受賞作です。乱歩賞受賞作家って大成した方も多いですが、今では忘れ去れた人もいて、この本の作者、早瀬 乱はこれからどうなるのでしょうか。殺人事件が起きて、犯人は誰か、という本格物とは違った味わいがあります。東京を焼け野原にして新しい都市を造る、途方も無い計画は果たされるのか。そこに面白さを感じました。しかし、この話が終わった明治33年から半世紀、関東大震災、第空襲と東京は人為的でない焼け野原になりました。登場人物たちが計画した美しい都市造りは成功したかどうか。日本橋に架かった高速道路を眺めながら嘆息しています。

« 本人確認 | トップページ | 扇風機 »

つれづれ読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『三年坂 火の夢』:

« 本人確認 | トップページ | 扇風機 »