ど忘れ
松戸の次の駅は、金…まで出てきたが後が思い出せない。金沢、金山、金田、じゃないし、何だろう。頭が真っ白になってパニック状態。こういうときは時刻表などで調べたほうがいいのだろうか。水でも飲んで落ち着こうと、キッチンへ行ったら、なんだ金町か、とぱっと出てきた。最近、ちょくちょく起きる現象。まだらボケじゃないか、とジジのきつい一言。
« 2006年9月 | トップページ | 2006年11月 »
松戸の次の駅は、金…まで出てきたが後が思い出せない。金沢、金山、金田、じゃないし、何だろう。頭が真っ白になってパニック状態。こういうときは時刻表などで調べたほうがいいのだろうか。水でも飲んで落ち着こうと、キッチンへ行ったら、なんだ金町か、とぱっと出てきた。最近、ちょくちょく起きる現象。まだらボケじゃないか、とジジのきつい一言。
家庭菜園で初めて作った落花生です。友人から種を20粒ほど頂いて蒔いてみました。この地へ来たとき、落花生畑がいたるところにありましたが、今の農家はほとんど作っていません。皆、アパートや駐車場になっています。
遅まきながら、ぽえむ・ぱろうるの閉店(4月30日)を知った。そう言えば、昨年の夏以来、池袋へ行っていない。りぶろの奥の狭いエスカレーターを上っての小さな空間。お客はほとんどいなかった。3号で廃刊になってしまった『邑』もそこで買ったと思う。今は歌集はネットで注文。茨木のり子の『倚りかからず』はブックオフで100円で買えた。段々足が遠のいてしまっているが、閉店を聞いてやはり寂しい。
閉店といえば、昨年の池袋の東武デパート。ニュウートウキョウでランチを食べようと思ったら、見当たらない。エスカレーターの先の階段を上ったところ、と記憶していたが何も無い。店員に尋ねたら、消防法で危険とされたので廃業した、とのこと。昼間の眺望も良いが、夜景はもっと素晴らしかったろうに、と残念な気分。
ジジババ連で江戸川土手を歩いてきました。良い天気で半袖姿の人もいます。水面すれすれに大きな鳥が飛んできました。「青鷺かな」のつぶやき。釣り人が何人もいました。金町松戸の関所、将軍が鷹狩りの時に架けられたという御船橋、陸軍工学校の渡河練習場など。案内役の人から説明を受けましたが、それらを偲ばせるものは何もありません。本陣跡はマンションになっていました。
穂すすきが揺れて、白い雲が浮かんで、ジジババ連はゆっくり歩いて行きます。
「あぁあぁ……」とジジは長嘆息。「あそこで一本出れば、あんな球を投げなければ」と言っても、後の祭り。落合監督の「強いものが必ずは勝てないのがスポーツ」のコメントがジジのせめてもの慰めのようです。でも、ひちょりが優秀選手。朝日の「ひと」欄にも載っていました。
戸定邸の庭のツワブキです。他に咲いている花はホトトギスくらい。モミジはまだ青々としており、ドウダンが色づきはじめていました。来月初め、隣接の千葉園芸部のフランス式庭園が公開されるそうです。また将軍コーヒーが飲めることもあるとか。
扇風機をやっと仕舞った。ということは必然的にストーブが出てくるわけで。昨日の寒さに慌てたが、この冬も灯油は高いのだろうか。「地球温暖化は北極の氷が融けてくるので、こちらはかえって寒くなる」とジジの言。去年のような大雪がまたあるかもしれない。この時期、熱いのは札幌ドームだけ。
第52回江戸川乱歩賞受賞作です。乱歩賞受賞作家って大成した方も多いですが、今では忘れ去れた人もいて、この本の作者、早瀬 乱はこれからどうなるのでしょうか。殺人事件が起きて、犯人は誰か、という本格物とは違った味わいがあります。東京を焼け野原にして新しい都市を造る、途方も無い計画は果たされるのか。そこに面白さを感じました。しかし、この話が終わった明治33年から半世紀、関東大震災、第空襲と東京は人為的でない焼け野原になりました。登場人物たちが計画した美しい都市造りは成功したかどうか。日本橋に架かった高速道路を眺めながら嘆息しています。
来年1月4日から、10万円を超える現金の振込みには、本人確認書類の提示が必要とか。夫と二人三脚の自営業の我が家。銀行関係は私の役割。窓口で聞くと「国際的な要請に基づくマネーロンダリング、テロ資金供与防止のための法令改正に伴うもの」とのこと。通帳と印鑑による振込みを勧めます、と言われたが、それって手数料の値上げ。それも本人確認手続きが必要の由。銀行は統合されて支店はどんどん減って、そのうえ面倒になって、うちもそろそろ廃業かな。
今日の菊花賞、去年に続いて三冠馬はでるのだろうか。豚児は一攫千金、穴狙いで馬券場へ。ジジも何か頼んでいた。「ところで、セイウンスカイどうしているかな」とジジ。平成10年の優勝馬。とにかく早かった。3千メートルをあれよ、あれよと逃げ切ってしまった。でも、その後は駄目。最後のレースはたしか3年後の春天皇賞。出だしはトップでこのまま逃げれるかと、期待したがずるずる後退。レースが終わった、と場内車が動きだしたら、まだ後ろにいる醜態。種牡馬にはなれた、と思うが……。
いよいよ、日本シリーズ開幕。評論家の意見はおおかた中日有利。中には太鼓判を押す人もいて、ジジはにんまり。豚児はそれより井川の動向が気になる様子。松坂に続いてヤクルトの岩村がメジャー希望とか。もし井川に行かれたら、阪神は優勝どころかまたもや、万年Bクラスのおそれ。「あんな投球じゃメジャーで通用しない」とジジは手厳しい。
わが町の老舗、瓜の鉄砲漬けなどが有名で、親戚や知人に贈ったりしたこともあります。そこで使っている野菜が中国産との噂。まさかと思いますが、「桃屋のラッキョウだって中国産でしょ」と言われてしまいます。わが身を振り返れば着ているものは大体中国製品。パソコンのマウスやキーボードも、いや本体もかな、Made in Chinaです。ジジババはともかく、豚児たちの仕事はどうなるのでしょうか。
「お部屋すっきり」という番組を見た。3DKに詰まった家具などを全部運びだして、模様替えをする。見違えるほど綺麗になったリビングや寝室。うーんうらやましいと、狭い茶の間を見回す。ものぐさなババでも、たまには片付けをする。ところが、これがトラブルの元。「ここに置いといたあれ、どこへやった」とジジが騒ぎだす。「どこへ仕舞ったかなあ」と呆けるババ。
「なんだこりゃ」山本有三の『世界名作選』(新潮文庫版)を読んでいた、ジジが声をあげる。トルストイの「人は何で生きるか」の途中から、アナトール・フランスの「母の話」になっている。ベンジャミン・フランクリンの「私の少年時代」と、ロマン・ローランの「ジャン・クリストフ(抜粋)」が重複して入っている。「天下の出版社がねえ」ジジが嘆息する。「乱丁、落丁本は取り替えるんじゃないの」とババ。『米百表』で話題になって急いで製本したせいかしら。
ババ仲間のおしゃべりから。「うちはねえ、掃除機をかけてもらうの。丸くかけていても、埃が残っていても、文句も言わないし、私がやり直しもしない」夫の定年後、彼女は掃除機のホースを一度も持ったことが無いという。家事を手伝ってもらうなら、一切、口を挟まないが鉄則らしい。我が家は夫どころか豚児まで、縦の物を横にもしない。最初が肝心だった、と反省。
一般車両が動きだして、中学校駅伝のランナーが全て通り過ぎた、と思って帰りかけた。「もう一人いる」ジジが叫ぶ。車両の脇を小柄な選手が走っている。「大丈夫かしら」沿道の見物人も騒ぐ。最後の区間。先頭はもうゴールインしているのだろうか。「まだいるぞ」ジジが後方を指差す。救急車の赤いランプが光っている前に人影が見える。「ひとり、いやふたりだ」ジジが目をこらす。沿道の声援がまた大きくなる。ババもおもいっきり拍手した。
インパチェンスの元気が無くなった、と思っていたら、この虫のせいでした。体長は5センチぐらい。口をさかんに動かして朝食?の真っ最中。ジジは容赦なく、割り箸でつまんで生き埋め。美しい花を咲かせるには、多くの命を奪うのです。
ジジと栃木市に行ってきました。「お蔵の人形巡り」が目的でしたが、山本有三の故郷でもあったのです。記念館で説明を聞き、お墓参りもしてきました。その帰途、蔵造りの書店で『心に太陽を持て』と『世界名作選』を購入。どちらもジジとババには子供の頃の思い出の本です。漁村で育ったジジは本を買うことなど無かったそうです。ある時、近くの別荘が火事になり、水浸しになった本を貰えました。そのうちの一冊が『世界名作選』でした。むさぼるように読んで書いた作文を褒められて、とジジの回想はつきません。
日本ハムの森本選手のことは今年のオールスター戦で知りました。ピッコロ大王の扮装を見たとき、選手の一員とは思えませんでした。ひちょり、という名前もニックネームでなく本名だとそのとき知りました。優秀選手に選ばれていました。昨日のプレーオフでも彼は同点のホームをしっかり踏んでいました。もし、シリーズに出場できたら、ジジのご贔屓の荒木選手のよきライバルになるでしょう。ロースハム大好きの豚児も彼を応援するそうです。
当然の結果だよ、と意外に冷静なジジ。甲子園決戦を期待していた豚児はがっくり。優勝セールどこでやるの?はバーゲン大好きなババ。内外の憂いはどこ吹く風の茶の間。戦いはスポーツの場だけで充分です。
「五万発の核弾頭をもつというこの地球上に静かなる秋」
十数年前に作った歌です。理屈をいえば南半球は反対の季節なのですが。それはさておき核保有が恒久的平和に役立つ、というのならどの国もいずれ……でしょうか。昨夜、少し歪んだ月が見えました。
北海道産のじゃがいもと筑波山土産の麹味噌を頂く。豚汁、肉じゃが、ポテトサラダ。体重を気にしつつも食欲の秋はたけなわ。阪神はとうとう負けてしまって、中日のマジックは2。ジジは上機嫌でカトレアの温室に入り浸り。三連休は結局どこへも行かずじまい。
いい加減、あきらめろよ。ドラファンのジジがぼやく。昨日はホームランを打たれての逆転負けに苛立っている。トラキチの豚児はなんとか12日まで、頑張ってほしいという。でも去年の日本シリーズはひどかったねえ、はババのつぶやき。ドラだってやられるさ、と豚児。海の向こうでは、ヤンキースはだめだった。
何気なく入ったレストランで、隣のテーブルに知人の顔が。こちらの連れを見て「ご主人?」と聞かれ、ええ、まあと頷く。向こうは女性どうしで、話がはずんでいる様子。こちらはお互いしゃべることもなく、料理が来るのをひたすら待つ。男女が夫婦であるか、ないかは会話の量による、という言葉を思い浮かべた。
通りすがりの方にわがブログ名の由来をたずねられました。掲載の写真がその答えです。ミスティガール・ムーンライトというカトレアです。現在、60鉢ほどジジが栽培しております。
2日から始まった朝ドラは田辺聖子原作の「芋たこなんきん」。今まで朝ドラはあまり見ていなかったのですが、田辺ファンとして見続けるつもりです。マイリストの私の本棚にもあげた『田辺写真館が見た”昭和”』が、どうドラマに生かされてゆくか、楽しみです。
最近のコメント