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お題べつ好きな歌

051:泣きぼくろ 
( さよこ )
山茶花の花芯のあたり黒点は泣きぼくろのごと露を帯びたり
(林本ひろみ)
あの人の目元に小さな泣きぼくろ涙もろいというわけもなく
(天藤結香里)
いつか銀河の端っこあたりで起きたこと泣きぼくろのようにしか見えない
(愛観 )
ぽっちりと寄り添うひかり今夜だけ泣きぼくろだね月と木星
(藤矢朝子)
泣きぼくろ左目にあるあの人が泣いてる姿は見たことないです
052:螺旋
(斉藤真伸)
病棟の西に張りだす非常口春は螺旋を描いてのぼる
(現川尋香)
いつまでものぞき込んでいたいような螺旋階段の空間の真ん中
(丹羽まゆみ)
自らを犯す快感(けらく)よゆっくりと二重螺旋を貫くピアス
(仁村瑞紀)
姓も血も二重螺旋ものこさない生き方がある 今日は青空
(佐原みつる)
だんだんと日差しのゆるみゆく気配 青あさがおの螺旋をほどく
053:髪
(谷口純子)
躰から湧きでる髪がしろくなり猫とわたしのしずかな昼下がり
(葛城)
アンテナのごときに立ちたる後ろ髪どんな音波を拾っているの
(謎彦)
髪結ひの亭主なりせば新体詩などやはらかき石に彫らむか
(花詠み人 )
白髪が 増えてきたのを 好機とし 優先席に 座る日もある
( ドール)
存分に愛されている柔らかなくせのない髪 生えたばかりの
054:靴下
( 船坂圭之介)
圧殺の他なきものを持つゆえの重きあゆみに湿る靴下
(大西蒼歩)
無意識はつながってゐるといふのに何故靴下の片方づつや
(前野真左子)
薄紅のフリルの靴下留めだつた <羨む>といふ最初の記憶
(和良珠子)
いずれ母を父を踏む足 いまはまだ真綿の靴下で締め付けておく
(汐見ハル)
捨てられた靴下だから知っているちいさな足でいられないこと
055:ラーメン
(さゆら)
ラーメンを啜るつかのま無言にてこんなものだろ人の孤独は
(寺川育世)
2号線沿ひの店なりまづかりき不味くて美味の檸檬ラーメン
( ぴいちゃん)
ラーメンに入れるもやしの髭根まで取りし母の手しわ深く深く
(吉田貴美子)
こだわりの味の違いを言い立てずラーメンほどほど美味ければよし
( yuki )
コッヘルで父が作ったラーメンを思い出させる丹沢の秋

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