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お題べつ好きな歌(039:紫)

(春畑 茜)
青紫蘇の葉を打つ雨を見ていたり病むとし聞けば会いたきものを
(蜂田 聞)
紫の蒲団に座り懇ろに短い経を唱えて去りぬ
(謎彦 )
金印は永遠(とことは)なるに王ひとり紫綬のほつれとともに消えけむ
(遥悠(天晴娘々) )
「なぜ?」 なんて訊く反則に 摘むよりも毟つた紫蘇の実はやるせなく
(橘 みちよ)
いま君は紫の雲 雪かづく飯豊連峰背にたちのぼる
(前野真左子)
さあ詠めと言はむばかりに姫射干(ひめしゃが)の薄紫が今朝開きたり
(Harry )
老父の作る畑の片隅でつやつや光るナスの紫
(花山周子)
鈴掛の青紫に翳りいて雲のようなる街路を渡る
(池 まさよ)
雨の日は君に逢いたい心まで薄紫に染まるみたいで
(小野秀夫)
物識りと言えぬおとうとでもいつかマンガで仕入れていた「紫電改」

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