お題べつ好きな歌(021;うたた寝)
(花詠み人)
二人して うたた寝してる 図をえがく 妻と僕との八十あたり
(蜂田 聞)
うたた寝に入る間際の浮くような落ちゆくような心地忘れぬ
(丹羽まゆみ )
もう二度とみごもらぬ身を泳がせり大白蓮のごときうたた寝
(宵月冴音 )
春の海に黄砂の降れる夢の果て。
(うたた寝をしたんだ、ほんの百年。)
(ピッピ)
うたた寝の消えない夢は死んだんだ斎場に昇る煙が苦い
( K.Aiko)
降りて来て、書き留められて、蠢(うごめ)いて 飛べない言葉 今はうたた寝
(美作直哉 )
会社でも家でもないからうたた寝を天国行きの山手線で
(PDP)
うたた寝をせずに頑張るアリよりも寧ろ微妙にキリギリス寄り
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