お題べつ好きな歌(013:焦)
(斉藤真伸 )
ゲームだからゲームだからと呟いて焦土作戦のシナリオつづく
(究峰)
焦点の定まらざりし眼鏡にて世界を見れば悩み少なし
(行方祐美 )
焦りなど微塵もなくて白々とヨーグルト育つ厨辺の真夜
(正岡豊)
昔おとこありけり不惑の恋病みにあわれ西京漬を焦がしき
(斉藤そよ)
焦点があうまで呼吸とめている 過不足のない今をとどめる
(古内よう子)
急かされて焦って信号渡ったのどうやらわたしだけだったみたい
(中山博史)
焦点のボケたる話を聞かされて納得顔する処世術とは
( 翔子)
三々五々雪を見つめるぬるきお茶焦げゆく遺体父よさよなら
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