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ジジのつぶやき




 洗濯機を廻す音で目が覚めた。枕もとの時
計を見る。6時30分。隣のベッドにババの
姿がない。うーん、どうしたことか。ババが
オレより、早くおきるとは。
 オレの定年後、ババの起きるのは、たいて
い8時過ぎ。オレはその1時間以上も前に起
きて、雨戸を開け、部屋を暖めておく。
 ババの寝坊の言い訳はきまって、夕べは寝
つきがわるくて、だ。いつも、今日は疲れた
から、早く寝るわ、だろ。オレが寝る頃は、
高いびきじゃないか。
「出かけるから、早くご飯食べて」
「どこへ行くんだ」
 言いかけて、2,3日前の新聞記事を思い
出した。テレビを見ていたオレにババが差し
出したものだ。<夫が外出する妻に、どこへ
行くのか。何時に帰ってくるか、飯はどうな
るか、聞いてはいけない>と書いてあった。
 ババは昨日、友達と長電話していて、ヨン
様がどうのこうの、と言っていた。それなら
オレもババに言ってやる。
「夕飯は心配しなくていいよ」
「囲碁の集まりがあるって、言ってたわね」
 ババはうなづく。囲碁クラブは男ばかり、
とババは思っているようだ。最近は女性の会
員も増えているのだ。皆、ババより若い。
「ちょっと、ジッパー上げて」
 ババが背中を向ける。いつの間に買ったの
か、真っ赤なワンピース。ババの髪の天辺が
薄くなっているのに気づく。
 このことをババに知らせるべきかどうか。

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コメント

 今はジッパーでなく、ファスナーと言うのでは。またババが知らないはずはありません。

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