2018年1月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

題詠blog2015

題詠ブログ2014

題詠ブログ2013

題詠マラソン2012

題詠2011

題詠BLOG2010

題詠2009

住所氏名

行きつけの美容院で「初詣で行かれました?」と聞かれたババ。
うちは喪中でなどと言ってまだ若い美容師を困らせてはと思い、
「ええ、近くの八幡様へ」と返事する。
「神様にお願いするとき、住所氏名を言うって知ってました」とまた尋ねられる。
「住所氏名ですか」とババはびっくり。
「ええ、声に出さなくてもそう言わないとご利益がないそうですよ」と美容師さん。
まあ大勢の人がお願いするから、神様だって住所氏名が分かれば願いを叶えて
くれるかも。でもジジは日頃「家内安全、商売繁盛なんて自分のことばかり願っちゃ
だめなんだ」と言っていたが。

老々

老々介護というとババくらいの歳になると、伴侶だけでなく、
未婚の兄弟姉妹の話もけっこう多い。施設に入っていてもなにか異常
あればすぐに呼び出されるとか、住んでいた家の管理とかいろいろ大変らしい。
ババは幸いというか姉妹もすでに亡くなり、寂しいといえば寂しいがその心配が
ないだけ有難い。ところがババの乙息子がいまだ独身で、その兄がいたく行く末を
案じているらしい。当人はいたって暢気でなるようになると笑っている。
ババも何十年か後のことは神様まかせと割り切ることにしている。

手袋

「うわ、また無くした」とババ。お気に入りの赤い手袋の片っぽを
どこかで落としたらしい。ババの持っている手袋の中でいちばん高かったもの。
引き出しのなかにはそういう片っぽの手袋がいくつも。どれも好きなものだった。
だから捨てられずとってあるのだ。違う手袋をはめるのもお洒落と新聞に書いて
あったけ。

オリエント急行殺人事件

今日もまたガス工事の騒音にたまりかね映画を観にいったババ。
ケネス・プラナー監督主演の「オリエント急行殺人事件」テレビでは
デビット・スーシエが演じたエルキュール・ポアロもの。プラナーは髭では
スーシエを圧倒しているが、愛嬌とかほろ苦いユーモアでは叶わない。
それより登場人物のひとりで事件解決の重要な鍵となる八バート夫人の
描き方が原作と違うのが気になる。前の映画化の時もそうだが、ローレン・バコールとか
ミシエル・ファイファーのようなスター然とした謎の美人では無く、平凡なアメリカ婦人と
したほうが、あっと驚くラストにつながると思う。

工事

早朝から表の道路でガスの引き込み工事が始まった。
この間は下水工事だったのに、舗装直したばかりの道を
また掘り返している。いっぺんにやれば良いのにとババは
ぶつくさ。あまりの騒音と振動に耐え兼ね、仕方なしの
外出。今日もよく晴れて布団でも干そうと思ったのに。

教会

昨日で三回目の教会通いをしたババ。讃美歌、聖書、詩編の講読。
そして牧師の説教と型どおりに進む。ババは聖餐をまだ受けられない。
じっと目をつむって座しているばかり。洗礼を受ければ仲間入りができるだろうが、
ババはそこまでの信仰を持てるか自信が無い。神の子、聖霊、三位一体など
チンプンカンプンである。高校生のころキリスト教に出会ったというジジなら、わけなく
解説してくれただろうに。ただ今はジジの後生を祈るという仏教的な発想しかできない。

歯医者

新年そうそう差し歯がとれてしまい、歯医者さん通いが
始まりそうなババ。取れた差し歯をまたはめ込めばいいという
ものでは無さそう。ところでジジは歯は丈夫だった。なにしろ最後の
親不知を抜いたのは七十過ぎ。入れ歯どころか差し歯、被せ歯も
一本も無し。八十二十本のお手本みたいなひとだった。でも寿命というのは
分からないもの。ジジよりはるか年長で総入れ歯で元気な人もいる。
健康法がなにより好きなジジだったが。

百人一首

孫たちも帰り、お節も食べつくしての今日の晴天。
今年の正月で嬉しかったのは、百人一首。孫たちも成長して、
恒例の坊主めくりは卒業。本来のカルタ遊びができたこと。
「読み手は誰にするの」とババが聞けば「スマホよ」とお嫁さん。
「へえ」と驚くババを尻目に息子はさっさとスマホを操作。
朗々と読み上げる声にカルタ取りも疎かになりそう。
孫たちは懸命に覚えたという成果を発揮。ババは完敗。
息子たちの幼い頃を思い出す。

蝋梅

散歩の途中、蝋梅が見事に咲いているお宅がある。ちょうど画家でもある
ご主人が垣根越しに見えたので声をかけるババ。ご主人は
「家の蝋梅は二種類あるんですよ」と仰る。
「門の傍のは満月と言いまして、奥にあるのは素心です。満月はご覧のとおり花も大きく
色も鮮やかです。でも香りでは花も小さく色も地味な素心のほうが良いのです」
「面白いですね。才色兼備とはいかないんですよ」とご主人になるほどと頷くババ。
でも年々蝋梅の開花が早まっている気がする。

正月

喪中の正月ってお節とか雑煮はどうするのだろうか。飾り花は松や千両をやめて
オンシジュムとデンファレにしたけれど。でも孫たちにはお年玉は上げなくては。
今年の正月にはジジと凧揚げを楽しんだのに、とババの繰り言。
気を取り直していつも通りのお節を用意しよう。蒲鉾の紅白は買わないけど。

馬子にも衣装

葉書サイズのイラスト画を買った。一万円はババにとっては大出費だが、
メルヘンチックな画題が気にいったから。ただ額が安っぽいと思い替えてもらう。
ババの仲間も加わり、画材屋さんのアドバイスもあって額を決めた。
「馬子にも衣装。絵がぐんと引き立つ」はお世辞でもババは嬉しくなる。
アパートの殺風景な部屋が明るくなる心地。

クリスマスランチ

不信心なババもクリスマスぐらいはと教会へ足を向けた。D教会を選んだのは駅から
近かったからだ。初めてというババを快く迎えてくれて、ランチまで誘っていただいた。
讃美歌、聖書朗読、牧師さんの説教のあと聖餐。聖餐は洗礼を受けていないババは
預かれなかったけれど、礼拝終了後のクリスマスランチは手作りのシチューやサラダ、
パンにデザートなどとても美味しく楽しかった。信徒の皆さん方のお話も参考になり、
洗礼をうけても良いかなと思ったりした。息子たちは反対するかもしれないし、寂しさを
紛らわしたいという動機も不純かもしれないが。

冬至

今日は冬至。ババの住む關東地方は風も無く穏やかな晴天。
街路樹の桜はすっかり裸木だが、よく見ると枝先に小さな蕾が
びっしり付いている。これから春まで寒さを耐えてゆくのかと
思うといじらしくなる。かつてババは
「編みかえの効かぬわが歳午後の庭の冬に真向かう石楠花を見る」
という腰折れを作って当時の歌友たちから顰蹙をかったことがある。
皆50代で冬に真向かうという語句がお気に召さなかったらしい。
口々に「冬だなんて私たち春とは言わないけど夏の真っ最中の歳よ」
非難する。ババとしては冬の寒さに耐えて春に見事な花を咲かせる、
石楠花の蕾の健気さを歌いたかったのだが。


老人会

今日はいよいよ老人会初参加の日。ババはなんだか落ち着かない。
午後一時から始まるとのことだが楽しみより不安でいっぱい。
お茶を飲みながらのおしゃべりだけなら良いが、カラオケとなると敬遠。
どうも歌が得意な人ほど苦手な人を歌わせたいようだ。マイクを持たされて
強制されたらどうしようと今から心配。それが嫌で」老人会に行きたくない
という知人がいる。他の地区では公園に行ったり餅つきをしたりといろいろな
催しがあるそうだが、ババのところでは、カラオケとビンゴでお仕舞らしい。
やれやれ。

転売

「な、なによ」不動産サイトを検索していたババが絶句。
一か月まえに売った土地が高値で転売されている。業者から
さんざん「売れなくて値下がりしてます。これくらいが良いところですよ」
と言われて渋々承知したのに。あの世でジジが笑っていることだろう。
まあこの程度の損で済んだことと諦めよう。

整理整頓

車で送ってくれた友人を家にあげたババ。独り暮らし暦10年
という彼女から「ひとりだと部屋が散らかるから気をつけない」
との忠告に赤面のババ。これでもジジと暮らしたころより片付いて
いると内心つぶやく。でもいつなんどき人が来ていいように整理
整頓を心掛けなくてはと、今日はこれから片付け。

プレゼント

「孫娘にセーター編んでやったのですよ」とババの知人。
「息子たちにも手編みセーター着せていたので。それで喜ばれると
思ったんですが、その息子から電話があってセンスが悪い、要らないって
言ってきて。あれは嫁の意見ですよ」知人はこぼす。
「まあ、何に贈ってもお礼の電話ひとつない。今の嫁ってそうなんですか」
ババのところも大同小異。お互いぐちを言い合って、慰めている。

冬の花

寒い寒いと家に縮まっていてはと、帽子、マフラー、手袋、マスクを
つけて外出のババ。冬の花といえば山茶花と八つ手くらいと思っていたが、
今はゼラニニュウム、ラベンダー、金魚草などなど色とりどりに咲いている。
日当たりの良いところではバラや菊も元気だ。温暖化というのだろうか。
ジジも「カトレアの花季が分からなくなった」とこぼしていたっけ。

年金

お付き合い上、どうしても出さなきゃいけない出費があった。ところがサークルのひとりは
出したくないという。ああそうとうなづくババに「あなたは遺族年金いっぱいもらっているから」
と嫌味ともとれることを言う。これにはさすがのババもむかっ腹。これまでサークルの運営に
ひとかたならぬお世話になった方へのお礼の気持なのだ。ババは思わず彼女に
「うちは国民年金だから遺族分はないの」と言い返してしまった。まったくいい歳して大人げ
ないババだ。

主婦業

夕食後テレビを観ながらジジは高いびき。ババはもくもくと
茶碗を洗い明朝の米を研ぐ。内心ああこんな主婦業いつまでやらなきゃ
いけないと嘆いて。今は懐かしい思い出。ところで老人会は女性より男性
会員のほうが多いそうだ。どうやら女性は老人会に入りたがらないようだ。
その原因のひとつは、お茶くみや配膳を女性の仕事と押し付けるジジのような
男性が多いからだろう。女性の気持として入会してまでそんなことを
するのはもう沢山。同性同士でどかに遊びに行ったほうがましと、
思っているのではないだろうか。

«富士山